【ロンドン】インテリアミュージアム・Museum of the Home

久しぶりに【Museum of The Home】へ

前回行ったのが、冬だったのもあり、天気が良かったのでお散歩がてらに伺いました(^.^)

【ロンドン】インテリアミュージアム・Museum of the Home

ロンドンにある博物館で、家庭や住居に関する展示を提供している施設になります。

イギリスの家庭生活と住まいに焦点を当てて展示を行っており、その歴史や変遷を紹介しています。

実際のロンドンの家をベースにして、家庭生活がどのように進化してきたのか。

展示内容は、家具にインテリアデザイン、家庭生活に関するアートなどになります。

1870年の応接間

こちらは、1870年当時の応接間です。

子供たちをベッドに寝かせ、交霊会(死者との接触を試みる集会)の準備をしている様子だそう。

スピリチュアルな理由や科学的な理由で開かれ、そして彼らのような多くの人々にとって、交霊会は人気のある娯楽となっていたとのこと。

イギリスはスピリチュアルな国と言われますが、このようなコミュニケーションをはかる応接間とは興味深いですね。

1915年の応接間

1915年の応接間です。

夕暮れ時、中流階級の家の応接間で、家族が一緒に過ごしている設定になっています。

長男は、第一次世界大戦に参戦するためイギリス軍に志願し、母親はソファーに座り、電気スタンドの明かりで息子に手紙を書いたり、娘と一緒に靴下や衣類を編んで戦線の兵士たちに送っている様子が描かれています。

1937年のフラット

こちらは1937年のフラット
(日本でいうアパート)

朝8時、中流階級の住人が調理した朝食の残りをテーブルに置いたまま、急いでお仕事に出かけたところでメイドが食べかけの食事を回収し、部屋の雑巾がけをしてくれる設定でした。

このサービスアパートの便利さは大きな魅力で掃除や仕事をする必要がなく、社交の場にもなり、独身男性に人気があったと書かれていました。

独身男性にもメイドさんがつくアパートとは何だか凄いですね。

1976年のお部屋

土曜日の夕方、夕食にはシンプルなサタデースープが用意され、夕食後、ティーンエイジャーたちは部屋に戻り、ソウル・スペクトラムやキャピタル・ラジオを聴きながら、今夜ダルストンで行われるサウンドシステム・ダンスのためにドレスアップする様子のお部屋

ほとんど眠れないまま、彼らは教会に行くために早く起こされ、その後にゲストを家に迎え、ライスと豆、チキンの煮込み、カリブ海のソフトドリンク「Mauby」を飲みながら、ラジオから流れるジム・リーブスを聴くと書かれていました。

細々とした小物が多く、ごちゃごちゃ見えますね。

1998年のフラット

1998年のロフト風アパート

夜7時、マシューとパートナーのベンは友人たちのために料理の準備をし、開放的なデザインのこのアパートは、ゲストをもてなすのに理想的の空間です。

ロンドン中心部の元工業用ビルに集まる若い中流階級で、成長するアートシーンと賑やかなナイトライフに魅了され、マシューとベンは、LGBT+の権利のための積極的な運動家で、ロンドン・プライドでセクション28に抗議したと書かれています。

(セクション28は1988年に制定された地方自治法の一部で、同性愛を推進することを禁止するために制定されたもの)

ギフトショップ

ギフトショップにあるものは以前とは様変わりしていました。

こちらではオリジナリティあるものが販売されているので、立ち寄ってみるのはおすすめです。

今回は中国の雑貨アイテムも多く、日本語が書かれている小さな雑貨たちも見かけました。

博物館の庭園とコミュニティ

8月の庭園は、植物やお花も綺麗に保っていました🌺

子供向けの憩いの場もあり、子供たちも楽しそう♪

小さい博物館ですが、展示内容やプログラムは定期的に変更されるので、訪れるたびに新しい情報や展示物を楽しむことができます。

具体的な展示内容やアクセス情報、営業時間などは常に変動する可能性があるので、訪れる前に公式ウェブサイトなどで最新情報を確認することをお勧めします(^^)

【Museum of the Home】

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